チラシデザインで、写真を使う時に配色でイメージをさらに強める方法があります。赤いパッケージの口紅だと、同系のピンクのリボンを添えて撮影すると、デザインの同系色を使ってモノトーンに統一していきます。これによってこだわりのある世界を表現しています。デパ地下のチラシだと、おいしそうなじゃがいもやマンゴーに視線が集まるようにレイアウトします。キャッチフレーズの野菜や果物、そして創業祭といった期間限定のキャッチコピーにひかれて、店名やマークの詳細情報に自然に入っていくようにします。反面、果物をただ積み上げただけの写真では美味しさが伝わらないといっていいでしょう。ピザのチラシでは、ピザの表面に強い光を当ててみると、アップで撮っているものが多いと思います。それは商品のピザが見る人に一歩近づいて美味しさが伝わるからです。反対にピザのケースを全面に持ってきても、ピザの形を想像しなければならないので、チラシを見る人にはアピールしません。またピザの写真が小さいというのも残念です。訴える力も弱くなってしまいます。大きな商品の写真は自信の表れともいえます。小さいと自信が感じられずに、食べたいとも感じられません。口紅の写真だったら、ケースから飛び出した口紅の方がイメージがわきます。手に取って自分が使っているような錯覚を起こさせる狙いもあります。箱に入ったままだと、商品である口紅が見えません。見る人の想像力に任せるしかないというのでは、チラシデザインとしてはNGといえます。ファッションなどは背景の情景でイメージをやっていきます。明るくカジュアルな服なら、やはり背景も明るいカジュアルなものを選ぶといったように統一感は必要です。