チラシの中で、文字の効果というのは抜群といえます。文字が持っている伝達性というのは、チラシを作る側のメッセージを確実に相手に伝えるために欠かせないと言えます。文字だけでも十分メッセージを伝えられるため、文字だけのチラシを多く作られています。文字の機能を考えてみると、その歴史から理解することができます。文字というのは、かつては絵でした。その絵が頻繁に使用されていったことで、記号化されていきました。ピクトグラムです。その使い方のルールというものが生まれます。これが文法です。文法を持つピクトグラムが象形文字と呼ばれるものです。この象形文字は、現在の文字の基礎となっています。アルファベットも漢字も、この象形文字が元になっているのです。古代エジプトの象形文字というのは、ものをそのまま表現しているというのではなくて、ものの象徴的な意味を伝えるものでした。例えば鷲というのは王者の意味です。目というのはすべてを見ている神の意味です。写実を元にして発達した文字というのは、どこかにその面影を残しています。大勢の人に文字を理解させるには、普及が必要です。教育をしなければ文字を読むことはできません。教育のためには、大量に文字が抱えれているものが必要となります。そのために必要となったのが、紙と印刷技術です。大量に印刷するには、活字が必要になりました。活字ができると文字は、ある大きさの中に納められるようになりました。このときに文字をバランス良く組む技術が発達しました。これがタイポグラフィーといわれるものです。読みやすい筆記具の特徴を生かした明朝など書体も発達していきました。書体は文字には意味とは別に雰囲気がでるようになりました。